地域の皆さん、企業の皆さん、ボランティアの皆さんへ 子ども達は「出前授業」を待っています。 魅力ある「出前授業」のポイント NPO法人 スカイ学校支援ネットワークセンター |
1 出前授業のねらい
2 話していただきたい内容
@ 時代や社会の変化、世界の動き、日本の役割など
A 変化の激しいグローバル社会で生きていくために必要な
「生きる力」(気力・体力・学力・人間力・社会性等)
B 働くことの大切さ(意義・楽しさ・苦しさなど)
C 自分の学生時代の生活・活躍・描いていた夢・目標など、
なぜ今の仕事を選んだのか?
D これまでの人生経験や仕事の中で、培ってこられた知識
や技能など(教科・スポーツ・安全・環境・福祉・金融
・情報・国際理解・食育 等)
3 事前の打ち合わせ
※ 事前に、学校長や担当の教員と十分な打ち合わせをしてください。
(1) 話の内容について
・今回の授業の趣旨や目的、期待すること確認する。
(2) 子ども達の実態・状況について
・学校やクラスの様子、子ども達の心理状態、特色ある児童・生徒などを聞いておく。
(3) 使用機器・使用教室などについて
・使用教室、映像機器(パワーポイントなど)、小道具などをご確認ください。
4 「魅力ある出前授業」 【教室での授業形式の場合】
【教室での授業をおすすめ】…子ども達にとって一番安心感がもてるホームステージです。
(体育館や会議室などで複数クラスの子ども達に話す場合は若干変わります。)
(1) 話の組み立て
@ 「自己紹介」・・・自分や会社の仕事、学生時代、成功談・失敗談、趣味や特技、最近の 話題、仕事以外で熱中していることなど
A 「本題」・前記2 の「話していただきたい内容」
学生時代に学んだこと・経験したこと(あそび、部活、友人関係、クラスや生徒会)は実社会でも役に立っていると講義の中で話していただくと幸いです。
B 「話の時間」(1単位時間…小学校45分 中学校50分)
話は5分前には終わり、質問タイムや担当の先生からのコメントなどに当てましょう。
(2) 「講話のポイント10ケ条」
@ はじめの「第一声」が特に重要
「声は大きく迫力をもって!」
A 専門用語は避け、できるだけ易しい言葉で
B 教壇に座って話すのではなく、時々、子ども達の中に
入り、反応を見ながら話す。
C 黒板は最高の武器として使う。
(自分の名前やキーワードなどは黒板に書く。生徒は写すことで記憶に残る。)
D 話だけでなくクイズやゲーム、実験や作業などを取り入れながら(特に低学年は)
E 小道具(製品、映像、衣装)などは活用し、印象に残るような工夫を
F 姿勢・準備⇒子ども達やその学校の話題を入れる。
(できるだけ、その学校や子どもたちのよい点を探し、ほめて下さい。)
G ⇒子ども達の発言を引き出したり、話に子ども達も参加させると盛り上がります。
(ユニークな子、元気な子、助けてくれる子などを事前に聞き、座席表にマーク)
H ⇒担任の先生と連携を密にし、先生の出番の演出も効果的です。
I ⇒失敗談は結構ですが、「学生時代にこんな悪さをした」などの事例は避ける。
(3) 「先生と役割分担」
「出張授業」のご提案やお問い合わせなど、お気軽にご連絡ください。
NPO法人スカイ学校支援ネットワークセンター
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